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使いこなすと神ツール!1password運用マニュアル‐実際に登録編‐

bachi.00018@gmail.com

前回、1passwordを運用するメリット、デメリット、プランの種類を説明していきましたので、今回は1passwordの登録方法と使い方、パスワードツールの移管方法について説明をしていきます。
この記事を読めば1passwordのアカウント登録から使い方の流れ、他のツールで保存していたパスワードを移管する方法や自動入力の設定方法、スマホの設定方法を理解するできます。

1.1password登録

導入するプランについては別記事で詳しく書いているので、プランの選び方はそちらの記事を参照してください。

導入自体はパソコンで設定を進める方が楽なのでオススメです。

1-1.1Passwordアカウント作成 

まずは1passwordの登録をしていきます。
登録の流れは画像のように進めて下さい。

 

英数10文字以上で自分が忘れないパスワードを設定してください。
※パスワードを考えても思いつかない場合は、今まで使っていたパスワードを少し変えてみるような決め方で考えていくことをオススメします。

Emergency Kitの情報はとても大事な情報になるので、忘れないようにpdfを保存して下さい。
※ダウンロードするのを忘れた、PDFを消してしまった場合は、後からブラウザ版からダウンロード出来ます。
マイプロファイル→emergency kitを保存→pdfをダウンロード

1-2.ブラウザ拡張機能のインストール(PC)

Chrome拡張機能

Safari拡張機能

※画像はChromeです。

1-3.PCアプリのダウンロード/インストール

1-4.パスワードのエクスポート/インポートと自動入力設定

パスワードを他ツールからインポートしてもしっかり設定をしておかないと、他のパスワード管理ツールが自動入力をしたり保存をするか確認をしてくるので、わけがわからなくなるので各ツールで設定を下記の流れで進めて下さい。

Chromeからパスワードのエクスポートと他設定の変更

Chromeで保存しているパスワードと自動入力の設定を進めていきます。
画面右上の自分のアカウントをクリックして画像の箇所をクリックしていき設定を進めていきます。

  • Chromeで「設定」→「自動入力とパスワード」→「Googleパスワードマネージャー」オフ。 Googleパスワードに保存されているパスワードも全て削除。
    (不安な場合は登録後に動作確認をして削除してください。)

Appleパスワードの設定変更

パスワードアプリを開き、画面左上のパスワード→設定をクリックして下の画像の箇所を設定していきます。

Appleパスワードからエクスポート

Appleパスワードで保存しているパスワードと自動入力の設定を進めていきます。
画面右上の自分のアカウントをクリックして画像の箇所をクリックしていき設定を進めていきます。

下の画像のようにチェックマークをつける事ができればPCでの設定は終了です。
次はスマートフォンの設定を行います。

1-6.スマホアプリのダウンロード/セットアップ

アプリダウンロードを行います。

iPhone(IOS)

Android

スマホにインストールした1passwordアプリの設定

アプリのダウンロードが出来たらログインして設定を進めていきます。

ログイン時に1password登録時にダウンロードしたEmergency kitのpdfからQR読込み、マスターパスワード入力してログインをして自動入力の設定を進めていきます。

同じアカウントでログインをしていればスマホでパスワードをインポートしたり削除する作業は特にありません。
逆に同じアカウントでログインをする必要があるので、Emergency kitからログインをして下さい。

iPhone(iPad)本体の設定

1passwordアプリの設定を行ったら次はiPhone本体の設定を変更してしていきます。
ややこしく面倒ですがあと少しで設定を完了させられます。

ここまで設定をするとスマホでもパソコンでもパスワードの自動入力や保存を自動で行うことが出来ます。

Android本体の設定

1passwordアプリの設定を行ったら次はAndroid本体の設定を変更してしていきます。
ややこしく面倒ですがあと少しで設定を完了させられます。

Android機種によって設定画面は違うところが出てくると思いますが、設定内でセキュリティ、パスワード設定、自動入力を探していくと同じように設定をしていけると思います。

2.動作を確認していく

2-1.スマホ、PCアプリ、ブラウザ拡張機能、ブラウザ版の使い分けの考え方

ブラウザ、拡張機能、アプリは下記のような使い分け方で考えてください。

  • アプリ版
    包括的な管理をしていき、一番使用することになります。
    URLブックマークや画像データを登録していくことになります。
  • ブラウザの拡張機能は自動入力の補助
    (拡張機能を入れるだけでは充分に使えないので注意)
  • ブラウザ版(1password.com)は自身のアカウント状況の確認やその他の手続きをする。
    支払い状況や、マスターパスワードの変更、アイコンの変更、プランの変更や解約が出来ます。
    普段はアプリから使用していくので、パスワード以外の変更をするときに使用します。

2-2.動作確認とパスワードの自動生成

利用しているサービスの状態を確認していきます。

使用しているパスワードが簡単すぎるパスワードの項目が高安全性ではなく、弱すぎると赤色で強調されます。

アプリの中で「Watchtower」の項目で再使用されたパスワードや弱いパスワードを教えてくれるので、各サイトからパスワードを変更していくことがおすすめです。

パスワードの変更をしていきます。

パスワードジェネレーターでパスワードの変更

※画像左のパスワードジェネレーターで生成するパスワードは1passwordが提案しているパスワードであり、ここで変更するだけではサイトのパスワードを変更出来たわけではありません。
変更したいサービスのサイトでパスワード変更をする必要があります。

まとめ

ここまで、1passwordの登録からパスワード移管、パスワードを変更していく流れを説明していきました。
パスワードを移管していく手順が多く複雑に感じるところがどうしても出てくると思いますが、使い方がわかれば、マスターパスワード以外覚えなくてよくなったり、ブックマークを集約してフィッシング詐欺などを防ぐことに役立ちますので、1passwordを使うか迷っていれば、ぜひ活用してみて下さい。

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